これだけ抑えればレストランでも大丈夫!ワインのマナー紹介

ワインの世界

イタリアンやフレンチのレストランで欠かせないのがワインです。

でも、せっかくおいしい食事に行こうと思っても

そもそもグラスで頼めばいいの?ボトルのほうがいいの?

飲み方のマナーとか大丈夫かな・・・

なんてことを気にしてしまう方もいるのではないでしょうか。

私自身ワインをたまにしか飲まなかった頃は、そんなことを気にしてしまいそもそもレストランで自分でワインを注文すること自体あまり気が進みませんでした・・・

そこでここでは、

ワインを飲むときにこれだけは抑えておけば大丈夫なちょっとしたお作法

をご紹介します。

食事と合わせたワインの頼み方はこちらで紹介しているので、気になった方はチェックしてみてください。

ワイン初心者でも大丈夫!食事に合わせたワインの選び方
レストランでワインを頼む時、ドリンクメニューをぱっと見て思ったこう思ったことはありませんか? ワインの名前はわからなくても、食べる料理に合ったワインを選ぶための3つの方法をご紹介します!

グラスで頼む?ボトルで頼む?

グラス・ボトルどちらでの注文もOKなのですが、ワイン初心者であればグラス注文をおすすめします。

前菜や魚料理、肉料理すべてに合う1本のワインを選ぶのは正直かなりハードルが高いです。

なので基本はグラス注文で、食事に合ったワインをいくつか選ぶのがいいと思います。

基本的にはコースに合わせて頼むのであれば

(スパークリング)→白ワイン→赤ワイン→(デザートワイン)の流れになります。

ただ、大人数でコースなど大体同じタイミングで同じような料理を頼む場合などは、ボトル注文でももちろんOKです。

その場合も食事の流れに合わせて

(スパークリング)→白ワイン→赤ワイン→(デザートワイン)

の順で頼むのがよいです。前菜のタイミングでいきなり重めの赤ワイン注文!とかはあまりおすすめしません。

ボトルでワインを頼むときのポイント

大人数での食事会などで、ボトルでワインを頼むときのポイントをいくつかご紹介します。

ボトル一本はグラス約6杯分

グラスの大きさにもよりますが、大体ボトル1本(750ml)でワイングラス(125ml)の約6杯分になります。人数が多いときはボトルを頼む目安になります。

何を注文したらいい?

ワイン初心者でも大丈夫!食事に合わせたワインの選び方
レストランでワインを頼む時、ドリンクメニューをぱっと見て思ったこう思ったことはありませんか? ワインの名前はわからなくても、食べる料理に合ったワインを選ぶための3つの方法をご紹介します!

料理との合わせ方のバリエーションはこの記事で紹介していますが、

ここでは大人数での食事会などみんながバラバラのものを頼んでいるときのワインの頼み方を紹介します。

肉には赤・魚には白・困ったらロゼ

多少乱暴ではありますが、大ハズレを避ける注文だと思ってください。

魚や貝の料理と赤ワインを合わせると、魚の生臭さが目立ってしまうので魚料理には白ワインと合わせると無難です。

お肉の中でも特に牛やラムなど赤身の肉と白ワインは、肉の主張が勝ってしまうため合わせるのが難しいです。

ロゼワインは実は食事とは合わせやすいワインです。NGな組み合わせがあまりないので、困った時の2本目で頼むのもありです!

ホスト・テイスティングの仕方は?

ボトルワインを頼んだ際に、しばしばホスト・テイスティングを行う場合があります。

ソムリエさんがワインを開けたあと、グラスに少しだけ注いでワイン渡されます。慣れてないとなかなか緊張する儀式ですね、、、

ホスト・テイスティングは、注文したワインに間違いないか・ワインの品質に問題がないか、を確かめるためのものです。

なので、ソムリエさんの持ってきてくれたワインが注文通りじゃなかったり、ワインを少し飲んでみて不快な香り味がしなければOKです。

品質不良のワインはほぼありませんし、味の感想も言わなくて大丈夫です!

少し飲んでみて、違和感がなければ「大丈夫です」と伝えれば、そのまま他の方にも注いでもらえます。

ワインを飲むときのマナー

ワインを飲むときのマナー(といわれているもの)についてもいくつか紹介します。

このあと具体的な内容とともに紹介していきますが、楽しくワインを飲む時には気にしなくていい内容もいくつかあると思っています。

ただ、マナー違反かどうか気になってしまってせっかくの食事が楽しめない、となってしまうと悲しいので「こんなルールだと言われているんだ、ふーん」くらいの気持ちで見てください。

グラスの持ち方

ワイングラスのどこを持つか、ワインを初めてに飲む時は誰もが悩むこと、かつ意外と間違って覚えている方も多いかと思います。

世界的に正しいルールはボウルを持つ、ですが、日本では脚をもつことが一般的なので正直どっちでもいいかな、と思います。

先に結論を言ってしまいましたが、少し補足をします。

ワイングラスの脚の部分をステム、ワインを注ぐ部分をボウルといいます。

公式マナーではボウルを持つことが正しいと言われています。理由はいろいろあるようですが、乾杯などでグラスを持ち上げた時により安定して持てるようにというのが大きな理由のようです。

また海外ではボウルを持つことが一般的なようです。

日本では、ステム(脚)を持つことが多いですね。

ステムを持つことで、手の温度がワインに直接伝わることを避けられたり、脚を持ったほうが見た目がきれいに見えたりするので、ステムを持つ持ち方でも全く問題ないと思います。

高級レストランでは手酌はしない

ソムリエさんがいるようなレストランでは、基本的にグラスからワインがなくなりそうになったらお店の人が注ぎに来てくれます。

なので手酌だったり、自分たちで注ぎあう必要はありません。

注いでもらうときは、グラスは持ち上げない

ビールのグラスや日本酒のおちょこの場合は、お酒と注いでもらうときにグラスを持ち上げて注ぎやすいようにすることもあるかと思います。

ワインの場合はグラスを持ち上げて注いでもらうのは基本的にNG!注いでもらうときもグラスは置いたまま、にしましょう。

グラスの位置がソムリエさんから遠くにあって注ぎにくそうだな、と思う場合は、ワイングラスをテーブルの上をスライドさせて注ぎやすい位置に移動させるとスマートです。

ワインはグラスたっぷりに注がない

高級なお店では自分たちでワインを注ぐ必要はありませんが、カジュアルなお店や家でワインを飲む時など自分でワインを注ぐ機会が出てきます。

その時は、ビールは日本酒のように並々注ぐのはNG!グラスの1/3程度までにしましょう。

たっぷり注いでしまうとせっかくのワインの香りが分かりにくくなってしまいますし、何よりこぼしやすいです。

表面が泡のビールや、おちょこでちょっとだけの日本酒とはちがって大きいグラスに液体たっぷりのワインなのでまずこぼします。服もテーブルも汚れてしまうので、たっぷり注ぐのはやめておきましょう。

グラスをぶつけて乾杯するのはNG?

どちらでもいいですが、迷う場合はやらないほうがベターです。

ワイングラスは薄く繊細にできているので、乾杯でぶつけてしまうと傷がついてしまうから音をたてて乾杯するのはNGというルール?もちらほら聞きます。

薄いグラスでワインを提供しているお店だったり、相手がグラスで乾杯することを気にする可能性のある人の場合もあるので迷う場合はグラスをぶつける乾杯はやらないほうがベターです。

特にレストランであれば、向かい合ったテーブルで手を伸ばしてちょうど届くくらい、という距離がある座席配置のところも多いと思うので無理にグラスを当てに行く必要はないです。

グラスを顔の高さくらいまで持ち上げて「乾杯」と言うのがスマートです。

気軽な仲間内の飲み会などはあまり気にしないでいいかと思います。場の雰囲気に合わせてにしましょう。

グラスは回すもの・・・・?

ワインを飲む人がグラスを回しているのを見たことがある方もいるかと思います。

あれは「スワリング」といって、酸素を引きこみ香りを出すために行うものです。

テイスティングなどを行う場合は別ですが、基本的にはやらなくてOKです。

ちなみにやる場合は、反時計まわりに回しましょう。これは勢い余ってワインがグラスからこぼれた時に前にいる相手にかからないようにするためです。

まとめ

この記事ではワインのマナーについてご紹介しました。

いくつかポイントを取り上げましたが、なんと言っても楽しく飲むのが一番です!

せっかくのおいしい食事とワインなのにマナーが気になって楽しめない、ということがなく食事もワインも楽しめるようなお力になれていたらうれしいです!

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