スペイン料理とのマリアージュで魅了。スペインの代表品種 テンプラニーリョの特徴/おすすめワイン

ワインの世界

※2022年5月8日作成

このブログは、ワインに興味はあるけど、詳しくない、詳しくなりたい!という方に向け、

ちょっと人に自慢したくなるようなワインの知識
レストランや買い物でのワイン選びに役立つ知識やおすすめワイン

をまとめています。

今回は、スペインの赤ワインを代表するブドウ品種、テンプラニーリョの特徴・オススメワインの紹介です。

また、スペインワインのボトルの見方についても簡単に紹介します。これが分かれば、スペインワインが選びやすくなりますよ!

この記事はこんな方にむけて書きました!あてはまる方ぜひ見てみてくださいー

  • ワインの勉強を始めようとしている方
  • “シャルドネ””カベルネ・ソーヴィニョン” などの王道品種 以外のワイン品種も知りたい方
  • スペイン料理と合わせてワインを飲んでみたい方
  • テンプラニーリョのオススメワインを知りたい方

そもそもワインの品種って?って方はこちらの記事を先に読んでから戻ってくると理解が深まると思います。

テンプラニーリョの特徴

テンプラニーリョ!日本人ならどうしても頭に”天ぷら”が浮かんでしまう品種です。
(しかし、割としっかりした赤なので天ぷらとの相性はいまいちです・・・)

スペインを代表する黒ブドウ品種で、スペイン全域で広く栽培されています。

果皮は厚く、チェリーやブラックチェリーといった赤系果実・黒系果実の香り、オークを使用した場合はバニラやスギの香り、熟成するとタバコの香りがします。

また、酸味もタンニンもアルコール度数も中程度なのも覚えやすい特徴です。

スタイルは早飲みでフルーティのものから、熟成させるものもあり、ブレンドはガルナッチャ(グルナッシュ)やカリニェナ(カリニャン、スペインではマスエロと呼ばれる)、カベルネ・ソーヴィニョンなどとの組み合わせが多いです。

またテンプラニーリョはロゼワインも作られます。

基本的にミディアムボディなので、合わせるならステーキなどのシンプル肉料理、フレッシュなものであればトマトソースを使った料理との組み合わせもオススメです。

テンプラニーリョの産地ごとの特徴

そんなテンプラニーリョの代表的な産地と特徴をご紹介します。

基本はスペインです。

スペイン:リオハ

リオハは伝統的にはオーク樽を使用して熟成させるスタイルが多く、バニラやココナッツの香りがします。

早飲みスタイルのワインも作られ、イチゴなどフレッシュな赤系果実の香りが特徴です。

ガルナッチャとのブレンドが多いです。

スペイン:リベラ・デル・ドゥエロ

リベラ・デル・ドゥエロはブラックベリーなどの黒系果実の香りが特徴でこちらもオークを使用した熟成が行われます。

ブレンドはカベルネ・ソーヴィニョンがよく使われます。

テンプラニーリョのオススメワイン

トーレス サングレ・デ・トロ テンプラニーリョ

世界で最も称賛されるワインブランド」に選ばれたスペイン名門ワイナリー、トーレスのテンプラニーリョです。

価格も2,007円(Amazon)とデイリーワイン向き、テンプラニーリョ100%なので特徴をとらえやすいです。

アルタディ ビーニャ・エル・ピソン

リオハの単一畑でつくられるテンプラニーリョ100%のワインです。

アルタディはスペインで初めてパーカーポイント100点を獲得したワイナリーです。

こちらは29,944円(Amazon)の高級ライン!

アルタディ パゴス・ビエホス

こちらは上記のワイナリーと同じワイナリーで造られたワインですが、

9,484円(Amaezon)で少し手が届きそうな価格帯のワインです!

おまけ:スペインワインの熟成期間

スペインでは熟成期間によってワインの表示が変わります。

一般的に熟成期間が長いほど、濃厚で複雑な味わいになるので、ワインを選ぶ際の参考にしてみて下さい。

まとめ

テンプラニーリョのまとめです。

  • スペインを代表する黒ブドウ品種
  • 酸・タンニン・アルコール・ボディ全部中程度
  • スペイン全域で広く栽培されていて、中でもリオハ、リベラ・デル・ドゥエロが有名

スペインワインの熟成による分類のまとめ

  • 基本的には熟成期間が長いほど複雑な味わいになる
  • 熟成期間が短い順に、ホーベン➡クリアンサ➡レゼルバ➡グランレゼルバとなる

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